当たり前がこれでいいって思えます??農薬・化学肥料・遺伝子組み換えのこと

庭の木が風に揺れ

心地よいサヤサヤというBGMに癒されながら

パソコンに向かう今日この頃w

風や木々が戯れる音って素敵ですよね

虫の「音」を「音色」と感じられるのは日本人だけなんですって。

海外の方は工事音と等しく騒音と感じるそう。

なんて日本人って豊かなんでしょう

こんにちは!!しずちゃんです。

ちょっと出来る人風にスタートしてみたつもりですがw

冒頭の「虫の音」にもつながる話

今日は農薬や化学肥料、遺伝子組み換え食品について話してみたいなって思います。

私は小さなころから祖母や母がしていた畑でとれた野菜を食べていました

その野菜たちは

小さな穴が空いていたり

茹でていると小さな虫が浮かんでくるなってことは日常茶飯事w

そこで母がよく言っていたこと

「虫がおらん畑なんておかしいと思わん?」

スーパーに並んでいる野菜たち

スーパーに行けば

いつも綺麗な野菜が並んでいて

食卓に彩を与えてくれて本当にありがたいなと思うわけですが

あの野菜たち何であんなに綺麗なんでしょう??

昔中国産の野菜は農薬使用量が多くて食べられないなんて話もありましたが

実は日本の農薬使用率もトップレベル。。。

知り合いの農家さんの話では

農業を始めたいと農業協同組合なんかに相談に行くと

この時期に何回農薬をまきましょうと書かれた教科書のようなものを渡されるそうです

でもそもそも農薬ってどんなものなんでしょ??

農薬ってそんなに悪者なの?

日本では

・ネオ二コチノイド系:神経を興奮させ続けることで虫を倒す農薬

 ※ミツバチの激減に関係あるとされ、人間の脳にも悪影響を及ぼすとされている

・グリホサート系:植物の成長に必要なアミノ酸生成をストップさせる作用を持つ超強力な農薬

 ※発がん性が指摘されている

・有機リン系:神経や呼吸器系に作用する農薬

 ※同じ系統に神経ガスとして「サリン」がある

この3種類がよく使われているそう

私も昔虫が嫌で庭に薬をまいたことがあるんですけど

まいてすぐに空気がきれいになったような感覚を覚えるほど

虫がいなくなって。。。

あの時の衝撃は今でも忘れられません

それから薬を撒くのは辞めたんですけど

その薬の説明書にはトマトや小松菜など野菜の名が普通に書いてあって

これだけに薄めこの時期に何回撒きましょうなんてことが書いてありました

これを私たちが食べる野菜に使うのかと思うとゾッとしたというのが本心

ホント虫がいない畑なんて違和感しかないですよねw

農薬は洗っても野菜の細胞にまで染み込んでいるそう

未発達な子供に一番影響があといわれるのは御想像の通り。。。

例えば「いちご」

ネオニコチノイド系の農薬の一つ「アセタミプリドMRL」は

アメリカの5倍、EUの6倍もの使用基準値を設けているそう。

おったまげな現実です。。。

化学肥料はどうなの?

「農薬を使っていません」

と結構な割合で一緒に表示されている

「化学肥料を使っていません」

という表示

化学肥料は文字の通り

肥料成分に対して何らかの化学的加工を施したものです。

植物の生育は「もっとも足りない養分」に制限されるそうで

生育不良が起きた時は「もっとも足りない成分を補給する」のが一番の近道。

そんな時に化学肥料が重宝するわけですが

「土づくり」や「環境」を考えたときにはどうでしょう。

化学肥料を使うと

土の中の微生物が減ってしまい土壌の活力を失ってしまうとも言われています。

それだけでなくある農家さんがおっしゃっていたのは

肥えすぎた土壌は人間でいえば糖尿病のような状態

糖尿病の土地で出来た野菜は。。。どう思われますか??

現代の野菜は枯れずに腐るのもそこに大きなポイントがあると私は思っています

他にも地球温暖化の問題

温室効果ガスとして一番多く耳にするのは二酸化炭素ですが

この二酸化炭素の約300倍もの温室効果を持つ気体

化学肥料の窒素肥料によって増えることがわかってきたそう

その名も、一酸化二窒素(N2O

この物質はオゾン層を破壊する効果もあるということで今後の増加に警戒する必要があります

また、窒素化合物が土壌内に増加することで

雨などで地下水中へと溶け込み飲料不適合となってしまう

それが海へと流れ込み海水中の微生物(プランクトン)が異常発生し赤潮の原因となる

このように、窒素の大量放出が原因でバランスが崩れてしまい

様々な環境問題が発生してしまうというのです

農薬と深い関係遺伝子組み換え問題

こちらも農薬と切っても切り離せない遺伝子組み換え食品

遺伝子組み換えとは

自然な交配を行わせる通常交配とは違い人為的な作用がかかわったもの。

人間の手によって無理やり遺伝子を組み込むという作業になります。。。

遺伝子組み換えによって作物に持たせる効果として最も多いのが除草剤耐性

その名の通り、除草剤をかけても枯れない品種を作ることができるんです!!

畑にまとめて除草剤をかけても

雑草のみが枯れ

その作物は生き残るので除草の手間を大幅に省いたり

人件費などのコストを削減することが出来るというもの。

すごい技術ではあるのですが

遺伝子組み換え食品で懸念されているのが

ガンや腫瘍、アレルギー、不妊の発症や障害児になるリスクです

そして困ったことに

直接食べるもので遺伝子組み換え食品を避けても

この作物を私たちが食べている牛や豚さんなどの餌にもなっていたりするんです。。。

その作物を食べた動物の糞が肥料として使われるとしたら。。。

そしてその作物がトクホなんかにも使われている人工甘味料の原料となっているとしたら。。。

遺伝子組み換え技術を使って

花粉症の原因物質の一部を含むコメを少しずつ摂取し、花粉に対する耐性の獲得を図る

花粉症の症状を緩和するコメ「スギ花粉米」の開発を本格化させる。

なんてニュースもありましたが

もし遺伝子組み換え食品がアレルギーの原因となっているとしたら

そもそもの着眼点に疑問を感じるのは私だけでしょうか。。。????

ちょっと冷静に考えてみる

いやいや、でもさw

冷静に考えてみてください

農薬・化学肥料・遺伝子組み換え食品

いくら大丈夫と言われても食べるの怖くなりません??

それにちょっと言葉は悪いんですけど

人間てそんなに偉いの??って思うんです

人間だって地球に生きる生物でしかありません。

地球全体でみれば虫も動物も人間も何も変わらないですよね??

人間の都合でこんなことしちゃっていいの?って私は思うのです

私が大切にしたいなって思うのは

いかに共存していくか。

コロナ時代を経験し

今までの当たり前が当たり前では無いことに気づいた今

自己の利益ばかり考えるのではなく

どのようなものを未来に繋げていくのかを真剣に考える時期に来ていると思うのです

「虫の音」が感じられなくなるなんて悲しすぎる。。。

でもね、だからといって慣行農業を否定しているわけでは全くないんです。

むしろね今までの農業があったからこそ

野菜の供給が安定していて

いつでも当たり前に野菜を食べることができた

本当にありがたいこと。

忘れてはいけないのがこの現状を作っているのは私たちだということ

私たちが綺麗で安いものを求めてきたから。

農家さんが悪いわけではありません。

農家さんは私たちが求めるものを作ってくれているだけ。

私たちが農薬や化学肥料を使っていない物

遺伝子組み換え食品でないものを選んでいくことで

私たちの求めるものを作ろうと思う方が増えてくると思うのです。

今も土づくりからこだわっている農家さんもたくさんおられます!

毎回じゃなくても全然OK!!

10回のうち1回でもそんな農家さんを応援する

投票をしたいと思えるきっかけになると嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました